一般皮膚科

皮膚科専門医としての知識と経験を活かし、質の高い医療の提供に努めています。年齢や性別を問わず、どなたにも分かりやすく丁寧な説明を心がけていますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
よくある皮膚トラブルから原因がはっきりしない症状まで、幅広く対応いたします。
こんな症状、お悩みに
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質の方や、肌のバリア機能が低下している方に多くみられる、炎症を伴う皮膚の病気です。
主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。原因としては「皮膚のバリア障害」「免疫の過剰反応によるアレルギー炎症」「かゆみによる掻破」の3つの要素が関連して発症すると考えられています。
これまで治療が難しかった重症のアトピーにも効果が期待できる新しい治療薬も増えてきており、塗り薬・飲み薬・注射など様々な選択肢から、症状に合わせて最適な治療法を選択していくことが重要です。
ニキビ
ニキビは毛穴のつまりを伴った毛穴の炎症です。「皮脂分泌の増加」「毛穴のつまり」「アクネ菌の増殖」が主な原因となります。
ニキビ跡を残さないためには炎症がひどくなるより前に、早い段階からの治療が大切です。
治療で最も大切なのは、赤くなる前のニキビにも効果的な、毛穴のつまりを抑える塗り薬を、長い期間続けて塗ることです。菌による炎症が強い場合は、抗生剤なども併用します。保険診療でニキビが改善しない場合は、自由診療として飲み薬や機械治療によるニキビ・ニキビ跡治療もおこなっています。
じんましん
じんましんは突然現れ、かゆみを伴う皮膚の盛り上がりや赤みが特徴です。かくことでさらに赤いミミズ腫れが増え、かゆみが増してしまいます。通常は24時間以内に痕を残さず消えてしまいますが、短期間に繰り返すことが多いです。アレルギーや感染症が原因になることもありますが、大半は原因が特定できない「特発性じんましん」です。飲み薬や注射で症状を抑えることができますが、治療をせずに長引くと慢性化しやすくなるため、早めの治療をおすすめします。
いぼ
いぼはウイルス性や加齢性など、種類によって原因も治療法も異なります。
なかにはいぼのようにみえるホクロや皮膚癌もあり、専門医による適切な診断のもと、治療法を選択することが非常に重要です。
保険診療ではマイナス196度の超低温で患部を凍結させる液体窒素による治療や、手術による除去が主な選択肢です。また、自由診療では高周波メスを用いた除去も可能です。
特に、お子さんの手足のいぼや水いぼは、急に数が増えたり範囲が広がることがあるため、早めの受診をおすすめします。
虫刺され
虫刺されは、春から秋にかけて多く、痛みやかゆみを伴うことが特徴です。
虫の唾液や毒素に対するアレルギー反応が原因で、かゆみや発疹は、刺された直後に症状がでて短時間でおさまる「即時反応」と、数日後から出現し1週間ほど続く「遅発反応」があります。虫刺されの反応は、年齢や刺された回数、免疫反応の違いによって一人ひとり異なります。かいた傷から菌が入ると、とびひなどの感染症を引き起こす可能性があり、かき壊す前の早めの治療が大切です。かゆみや炎症を抑える飲み薬や塗り薬で治療できます。
巻き爪
巻き爪とは「爪の端が内側に巻いている状態」を指し、陥入爪は「爪が皮膚に食い込んだ状態」を意味します。炎症が起きている場合は食い込んだ部分の爪を取り除いたり、化膿止めを使って治療します。重症の場合には、手術で爪の幅を狭めることもあります。
また陥入の原因が巻き爪である場合、巻き爪矯正治療(自由診療)による改善が期待できます。重症度や巻きの形状に応じて、最適な治療法をご提案いたします。
円形脱毛症
円形脱毛症は、自分の正常な毛包を、自らの免疫が間違って攻撃してしまうことで発症する病気です。詳しい原因については解明されておらず、体質によって症状を繰り返す場合があります。治療法は脱毛の範囲や発症からの期間によって異なり、塗り薬や飲み薬、注射、紫外線治療など様々な選択肢があるため、病状を正確に見極めることが重要です。
また、ホルモンのバランスや加齢に伴って発症する男性型脱毛症(AGA)や女性型脱毛症(FAGA)とは治療法が異なるため鑑別が必要です。当院ではどちらの脱毛症についても治療をおこなっていますのでぜひ一度ご相談ください。
湿疹・かぶれ
湿疹の原因は多岐にわたり、乾燥や外部からの刺激(摩擦・化粧品・日光)など複数の原因が重なって起こることも少なくありません。例えば、化粧品による肌トラブル一つをとっても、「成分の刺激によるかぶれ」と「アレルギー反応によるかぶれ」では、その対応が異なります。「今まで肌に使っていたものだから大丈夫」と安易に考えるのは危険で、むしろ接触を繰り返すうちに、徐々に免疫が反応しアレルギーを発症してしまうことがあります。アレルギー物質との接触が続くと、症状はさらに強くなり皮膚炎も悪化する可能性があります。季節によっても湿疹の原因は変化し、春は花粉、夏は汗や日光、冬は乾燥による湿疹が多くなります。ただ治療するだけでなく、原因に対する適切な対策も重要になりますので専門医への早めの受診をおすすめします。
酒さ
一般的に「赤ら顔」と呼ばれる酒さは、顔の赤み・ほてり・ひりつきから始まり、悪化するとニキビのような赤い発疹が増えていく皮膚の病気です。不適切にステロイド等の塗り薬を続けたことで発症する「ステロイド酒さ」という概念もありますが、生まれもった肌質や環境、スキンケアも大きく影響します。毛包・皮脂腺・血管の周囲で免疫が過剰に反応し、炎症が引き起こされることで発症すると考えられています。飲酒・辛いもの・運動・日焼け・スキンケアによる刺激など悪化要因は多岐にわたるため、生活習慣の改善も重要になります。
保険診療で改善が難しい方には、自由診療での飲み薬や塗り薬、機械治療、化粧品等も取り扱っています。
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